セキュリティと監査
DD のセキュリティ体系は、データマスキングから監査トレーサビリティまでの全体的な流れをカバーする、3 つの独立しながらも補完し合うコンポーネントで構成されています。
コンポーネント概要
| コンポーネント | 役割 | 典型的なユースケース |
|---|---|---|
| SensitiveDataFilter | ログ内の機密情報を自動検出してマスキング | パスワード、API キー、クレジットカード番号の漏洩防止 |
| AuditLogger | セキュリティ関連イベントを非同期で記録 | コンプライアンス監査、セキュリティ分析、侵入検知 |
| IntegritySigner | HMAC 署名によるログの改ざん防止 | ログ改ざん防止、事後調査、コンプライアンス証憑 |
3 つのコンポーネントの関係
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ログ書き込みフロー:
Logger.InfoWith(...)
│
├─→ SensitiveDataFilter ──→ フィールド値をマスキング(パスワード → [REDACTED])
│ │
│ └─→ AuditLogger ──→ マスキングイベントを非同期記録(どのログで何がフィルタリングされたか)
│
├─→ フォーマット出力
│
└─→ IntegritySigner ──→ HMAC 署名(改ざん防止)- SensitiveDataFilter はログ書き込み前に機密データをインターセプトします
- AuditLogger はセキュリティイベントを非同期で記録し、メインログのパフォーマンスに影響を与えません
- IntegritySigner はログ書き込み後に署名し、ログチェーンの整合性を保証します
クイック選択
| ニーズ | 推奨コンポーネント |
|---|---|
| パスワード/キーの漏洩防止 | SensitiveDataFilter |
| 誰がいつ何をしたかを記録 | AuditLogger |
| ログが改ざんされていないことを保証 | IntegritySigner |
| HIPAA/PCI-DSS コンプライアンス | 3 つすべてを組み合わせて使用 — 業界コンプライアンス設定を参照 |
関連ガイド
- 機密データフィルタリング -- 自動マスキング設定チュートリアル
- 監査ログ -- セキュリティ監査の実践ガイド
- HMAC 署名の実践 -- 整合性署名の応用
- 業界コンプライアンス設定 -- HIPAA/PCI-DSS プリセット
- 本番チェックリスト -- リリース前セキュリティチェック
次のステップ
- セキュリティフィルタリング -- SensitiveDataFilter 完全 API
- 監査ログ -- AuditLogger 完全 API
- 整合性署名 -- IntegritySigner 完全 API